眠りに関する豆知識④ 時差ボケ
眠りに関する豆知識④ 時差ボケ
時差ボケ状態は、東から西へ動く太陽の動きと同じで、ヨーロッパへ(西に)向かう方が軽く、逆に太陽の動きに逆らうアメリカ(東へ)向かう方が症状は重くなります。
実は、人間の体内時計は時間を後ろにずらすことは意外と簡単にできるのですが、前へとずらしていくことは難しいのです。
時差のある外国へ行く予定がある場合は、あらかじめ現地時間に沿って食事や睡眠をとり、体内時計を現地時刻に合わせておくのが効果的です。
とは言っても、何日も前から対策をとるのは難しいと思うので、出発の飛行機に搭乗したら腕時計を現地時間に合わせて行動しましょう。
飛行機の中では、体内時計を狂わす要因となるカフェインやアルコールの摂取を控え、ゆったり過ごしましょう。現地に日中到着したらまず太陽の光を浴びることが大切。
どうしても眠い場合は夜眠れなくならない程度に仮眠を2〜3時間とっても大丈夫ですが、その後は多少無理をしてでも起きてショッピングを楽しんだり、人と交流したりしてなるべく現地時間で行動し、夜眠気が襲ってくるような状況を作ることがポイントです。
時差ボケに備え、旅行する前には国内で十分な睡眠をとって体を休めておくことも大切です。