インフル&風邪対策に知っておきたい睡眠術

インフルエンザ&風邪対策に知っておきたい睡眠術

インフルエンザ&風邪にかからないように心掛けるべき睡眠のポイントをご紹介します。
体調管理の一環として、この時期は特に睡眠、寝具に気を配りましょう!

羽毛ふとんの丸八真綿インフルエンザ風対策 知っておきたい睡眠術のイメージ画像

 

①睡眠時間を意識して確保する

睡眠が不足すると免疫力が低下し風邪をひきやすくなり、インフルエンザなどの感染症にかかる可能性も高まります。
7時間前後の睡眠はとるよう意識しましょう。

②寝室内の温度と湿度に気を配る

インフルエンザ・ウィルスは、ノドの粘膜から体に入り増殖します。ノドの粘膜は湿っていると抵抗力が十分発揮されますが、
乾燥しているとウィルスの侵入を簡単に許してしまいます。

冬の寝室は室温16〜19度、湿度50〜60%を保てるよう、エアコンや
加湿器を利用しノドの粘膜を守りましょう。

③睡眠中もマスクをする

睡眠中は日中よりも自律神経の活動がおさえられ、食事や会話の刺激もないので、ウィルスを流してくれる唾液の分泌が少なくなり、
空気中に存在している細菌やウィルスが喉の粘膜につきやくなります。ですから、マスク着用は睡眠中もおすすめ!

マスクは市販のぬれマスクなどを利用すると口の中の湿度がより高く保たれて、細菌やウィルスの増殖もより一層防げます。
また、マスクを着用し眠ることで、あたたかいのはもちろんのこと自分の呼吸がスチーム状態になり、唇や肌の乾燥対策にもなります。

④いびきをかく人は横向き寝を

普段からいびきをかいている人や口臭が気になる方、鼻がつまりやすい方は睡眠中、口呼吸をしている可能性があるので、横向き寝を。

鼻呼吸ですと温度や湿度を調整し外気を取り入れますが、口呼吸だとそのままの乾燥した冷気が肺に入りこみやすくなるため、
身体の抵抗力が落ちてしまう可能性があります。

⑤お酒はほどほどに

アルコールのリラックス効果で筋肉がゆるんだり、過度のアルコールを摂取するとノドや鼻の粘膜が腫れて、鼻呼吸が苦しくなり必要な酸素を
確保しようと口呼吸になりやすくなります。

⑥アクリル毛布やパッド、電気毛布はNG?!

免疫力を高めるには、睡眠中、日中の活動で傷ついた細胞のメンテナンスをする「成長ホルモン」を十分に分泌させることが大切。

人は寝ている間も汗をかいて熱を放散させ、体温を下げることによって身体を休めていますが、長時間一定の温度で加温し続ける電気毛布を使用すると、不快感が生じ眠りが浅くなってしまいます。電気毛布は事前にふとんを暖める目的に使用しましょう。

また、アクリル毛布は肌触りは良いのですが、睡眠中の汗を吸収も発散もしないのでムレて心拍数が上がり眠りが浅くなってしまう一因になり、またその逃げ場を失った汗が冷えて、かえって身体を冷やすおそれもあります。加えて静電気を起こしやすいので、寝返りをするたびに静電気が発生して空気中のホコリを集め吸いこんでしまう可能性もあるので注意が必要です。