眠りのメカニズムを知って睡眠の質を高めよう!
2種類の眠りレム睡眠とノンレム睡眠の違い
眠りには異なる性質を持つ2種類の眠りがあります。
レム睡眠とノンレム睡眠です。
レム睡眠は眠っていても目玉が動き、脳は目覚めている眠りです。呼吸も心拍数も不規則で、手足や顔面が瞬間的にぴくぴく動きます。全身の力が抜けている状態で体を休息させる眠りと考えると分かり易いでしょう。
一方、ノンレム睡眠は、体も脳も休息させている眠りです。
ノンレム睡眠中は、心拍数も減り血圧も下がっています。
多少の音がしても脳がそれを認識できないので、目が覚めません。
睡眠は、浅い眠りから熟眠する深い眠りまで4段階のレベルに分けられます。レム睡眠とノンレム睡眠は一般的に約90分をひとつのサイクルとして、一晩に3回から5回繰り返されています。
一般的に寝入りばなはノンレム睡眠が集中的に現れ、その後ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れます。そして朝の目覚めに向けて脳が活動しているレム睡眠が長くなります。
睡眠は量より質が大事
睡眠は量より質が大切です。
人によって必要な睡眠時間は違います。
質の良い睡眠とは寝つきが良く寝入りばなの深いノンレム睡眠がしっかりととれ、その後のレム睡眠とノンレム睡眠が交互にリズム良くとれることが重要です。
睡眠時間が短くてもぐっすり眠れたと感じ、スッキリ目覚めることができた。そして体の調子も良く、昼間に強い眠気を感じなければ、それは質の良い睡眠がとれていると考えていいでしょう。
睡眠時間の長さにこだわらず、自分にあった睡眠時間を見つけましょう!