ちょっと意外な安眠テクニック
ちょっと意外な安眠テクニックをご紹介致します。
部屋着とパジャマは別にする
日常の活動と睡眠の時間の境界線を曖昧にせず、メリハリをつけることが大切です。
例えば
部屋着とパジャマは別にする、ふとんの上でTVを見たりゲームをしない・・・。
こんなことが大事なのです。
部屋着とパジャマは別にし、就寝前にパジャマに着替えて、
「よし、眠るぞ」
のリズムを確立させましょう。
自分の入眠儀式をつくる
決められた入眠行動を毎日することで、自分の体に
「これから眠ります」
と覚えさせるのです。
例えばふとんを敷いて、歯を磨いて、トイレに行って、パジャマに着替え、電気を消す。
またハーブティーを飲むなど、決まったCDを聞いたり、今日一日頑張ってくれた体に心を込めて声に出し、ありがとうと伝えるのも良いでしょう。
言葉は言葉を発する自分自身の心に大きな影響を与えています。
ですから就寝前の体に心を込めてありがとうと伝えれば、体も心も幸せな気持ちでいっぱいになり、疲れ具合も違ってくるはずです。
毎日習慣的にできる決まりごとを作ってみて下さい。
涙を流す
人間関係の悩み、恋わずらいなど明日への不安をふとんの中に持ち込むと、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなることがあります。
気がかりなことがある時は就寝時に、出来るだけ落ち着いた気持ちになれるよう、少しでも楽な気分になれるよう、頭で考えることをやめ、心と脳を緊張から解放させる時間を持つことが大切です。
そのような時は涙を流しましょう。
どういうことかというと。
涙を流すとロイシンーエンケファリンという気持ちを落ち着かせようとする脳内麻酔のようなものが分泌され、コルチゾールなどのストレス物質を涙として排出することがわかっているそうです。
泣きたいときは、我慢をせず思いっきり泣くことが心にとって何より大切。
夕食後のリラックスタイムには、感動的な映画を見たり本などを読んでワンワン涙して自分の中のモヤモヤを一緒に流しましょう。
大笑いする
涙とは対照的な「笑い」も心を緩めます。
笑うことは、自律神経のバランスを整える作用があります。
楽しいと感じると分泌されるβエンドロフィンというホルモンが脳から分泌され、ストレスを軽減します。
そして笑う動作は、大きく息を吸ったり吐いたりするので、酸素が体内に取り込まれ、血行を良くします。
大笑いしているときは時速6キロのウォーキングと同じ効果があるそうです。ですから体の筋肉を使い、心地良い疲れによって良く眠れるようになります。
時にはお笑い番組をみたり、ギャグ漫画を読んだりして大笑いしてみましょう。日々の緊張から、ほっと一息つけるはずです。